Christofer Johnsson on touring with an orchestra and choir
- バンド結成当初、あなた方にとってメタルとはどのようなものでしたか?そして今ではどうでしょうか?
Christofer :初めの頃、俺たちはアンダーグラウンドバンドで、そのシーンの一部だったんだ。ファンジンに載って、デモテープを売って、コンサートではオーディエンスの半分が別のバンドでプレイしていて。ようするに大家族みたいなものだったんだ。
でも今では完全に違うね。規模が大きくなったし、個人的に誰かと知り合えることなんてできない。でもメタルシーンっていうものはまだあり、俺はそこで活動していて、また趣味でもあるんだ。だがら合流点みたいなものかな。俺は定職についてないからね。これが仕事なんだけど、暇なときにやる趣味みたいなものでもあるんだ。何故なら一緒に働いている人と沢山の共通点があるからね。
いくつかのバンドのライブには行くけど昔ほどではないよ。ツアー中に沢山見ることができるからね。例えば、今日みたいなジョイントツアー(Trail Of Tears,Orphanage, After forever)なんかでね。見に行くのは、Judas Preast やAccept が現役だった頃、あとは俺が聴いて育ったバンドとかだな。AC/DCが来るなら多分見に行くだろう。昔はよく行ったけど、免疫がつくんだよ。大音量の音楽をやりながら1、2ヶ月もツアーにでていると、その後は家で静かにしていたいみたいなね。CDはまだ買っているよ。 Iron Maiden のニューアルバムとかは買ったよ。80年代に聴いていたバンドはチェックしている。
- あなたはいまだアンダーグラウンドシーンには詳しいですか?
今ではアンダーグラウンドが何なのかって言うのが難しいな。昔はデモテープでもあれば、アンダーグラウンドで、レコードを製作すれば違う。でも、今では自主制作アルバムなんかが一緒になっているからね。それに俺は新しいバンドはあまりよく知らないんだ。Flowing Tearsとか、一緒にツアーを周ったバンドは知っているよ。彼らはいいバンドだ。でもこういったバンド以外は知らないな。
あまりにも多くのバンドが登場しているけど、俺のたった600枚のCDと昔のLPコレクションの中で、ほんの一握りが新しいバンドのものなんだ。新しいと言っても、The Gathering, Amorphisとか、そういうタイプのバンドのものだから、新しいとは言えないかもな。そういうものが好きなんだ。
- Scorpions や Iron Maiden など、あなた方がカバーしてきたものから、昔のバンドへの愛着が見受けられるのですが。
その通りだよ! Scorpionsに関して言えば70年代の方が好きだな。80年代の彼らは、何枚のアルバムは、まぁ、いいんじゃないかな。それ以降は少し落ちぶれた気がする。
俺たちは、バンドへのトリビュート、または単に曲が好きだからという理由でカバーをしている。俺たちは自分達で演奏するのを楽しんでいるんだ。例えば以前プレイした "Under the Jolly Roger"みたいにね。俺はRunning Wild の大ファンとはいえないけど、あの曲は好きなんだ。カバーする時はそのバンドの大ファンである必要はないと思うんだ。その曲が取り分け好きだということが大事なんだよ。俺たちが最近やったAccept の"Seawinds"のようなカバーの仕方もある。Acceptがあの曲をやった時、すごい素晴らしいと思ったんだ。でも彼らのベストソングではないよね。で、俺はどうやって他のバンドの曲をTherionの曲にできるか考えだしたんだ。"Seawinds"はAcceptの作詞作曲でTherionの曲としてアルバムに収録されていると俺は見なしているよ。
- 最近では多くのバンドがメタルにクラシック音楽の影響を取り入れています。あなた方のようなやり方をする場合と、既にある曲をクラシック音楽風にアレンジするやり方がありますが、どう思いますか?
俺の意見では、Scorpionsはするべきではなかったと思う。彼らは完全にやり方を間違えたからね。Metallicaはとてもプロフェッショナルなものを作ったね。Michael Kaemanは非常にプロフェッショナルな人だ。でも彼が本当にMetallicaの音楽を理解していたとは思えない。時々オーケストラが曲に全くフィットしていなかったからね。Metallicaのファンでクラシック音楽の才能のある人間がやれば、もっと良いものになったのではないかな。
- 他のバンドの為にこういった事をやりたいと思いますか?
Metallicaが言ってきたら嫌だとは言わいな.....。勿論やらせてもらうよ(笑)!!でも俺は自分自身の事で手一杯だからね。
- それはスタジオを建設している事とかですか?スタジオは完成したと記事で読みましたが。
ああ、そうだよ。次のアルバムはそのスタジオで製作することになる。でもミキシングは何処か別の場所でやるこになるだろう。何せ、できたばかりのスタジオだから、ちょっと責任の持てないところがあってね。ミキシングすることには問題はないのだけれど、Therionのアルバムとなると、クラシックやクワイア用などに沢山のチャンネルが必要になるんだ。もし俺たちがギター中心のバンドだったら、何の問題もないだろう。うまくいけば、スタジオを拡大できるから、そうしたらミキシングも出来るし、もっと多くのことができるはずだ。
- Therion のレコーディングにふさわしいスタジオが見つからなかったからスタジオを建設したのですか?それとも、静かに作業ができる場所が欲しかったのですか?
考え方としてはこれは製作費の一部なんだ。他の誰かに支払うスタジオ代を建設費に充てたということさ。今後もスタジオはあるわけだしね。前回のアルバムの制作費は115,000ドイツマルクだった。これは多くの機材を揃えるのに十分な金額だったよ。俺たちはマネージメントを通して、すごく良い契約をしているからね。だいたい半分は機材に充てたから、結構いいものが揃ったよ。
スタジオは俺たちの作品をレコーディングする為のもので、音響効果はオーケストラとのレコーディング用に特別に作ったんだ。クラシックの音響作業が必ずうまくいく事を前提にしたんだよ。
- では今後は Peter Tagtgre のようにプロデューサーとして、そのスタジオで他のバンドをプロデュースするなど考えていますか?
いや、そういものには俺は全く向いていないんだ。俺に自分のやり方があって、それ以外のやり方ではやりたくないんだ。この視点から見ると、俺は少し Woodhouse の Siggi みたいだな。彼には彼の好きなやり方があって、その通りにやる。これはバンドが俺のやりたいことをその通りにやるか、反対意見がでるかっていうことなんだ。だから俺にはプロデュースは向かないってことは判っているし、決してやってみたいとも思わないね。
でも、うちのドラマーは他の人間のアイディアを取り入れるのが得意なんだ。だから彼はそのスタジオで他のバンドのプロデュースをすることになるだろう。でもTherionのレコーディングやリハーサルがあるから、その期間は限られたものになるけどね。年に2回は利用可能になるはずだから、多くのNuclear Blastに所属するバンドが、俺たちのスタジオでレコーディングすることになると思うよ。でも10のバンドが使っていいか聞いてきたら、時間の関係で9は断ることになるだろうな。商用目的で建てたスタジオじゃないからね。
- Dynamo 99 のようにオーケストラを携えてのライブを、我々はまた見ることができるでしょうか?
そのライブは小さなオーケストラとのプレイだったけど、今だと更に2、3倍の大きさのオーケストラが必要になるね。そうじゃないと俺も満足できないし。俺は毎回次のステップを上りたいんだ。
実のところは費用の問題なんだ。俺たちのアルバムの売り上げが、2倍にでもなればそれは可能になるだろう。残念なことに最後はいつも金銭的な話になるんだ。全てのミュージシャンに支払いをするには、大きな会場を満員にしなくてはいけない。大きな会場じゃなければ、全てのミュージシャンを収容できるステージがないしね。
時々、こういったことが、もっとシンプルであればいいのにと思うよ。AC/DCをカバーする3ピースのバンドだったら、もっと物事が簡単に運ぶんだろうな。でも俺たちは、俺たちがしている事が好きだし、これが俺たちのやり方なんだ。
- Haggard は大人数でツアーしています。だからあなた方も可能ではないでしょうか?
Haggard とは違うだろう。彼らは全員バンドのメンバーだから、もし収益があがらなくても、彼らの収入がないだけだ。彼らは他に依存していないしね。一度、完全な状態じゃない彼らのステージを見たことがあるけれど、多くのメンバーが抜けていても、彼らはライブを行うことができるんだ。俺たちには無理だよ。そこが俺たちの問題なんだ。できるか、できないかってね。
- クラシック音楽への愛着は何処から来たのでしょうか?
2、3歳の頃にベートーベンを聴き始めたんだ。俺の両親はあまりクラシック音楽を聴くタイプではなかったけれど、何枚かのレコードを持っていたんだ。ほとんどがベートーベンだったけどね。彼らはAbbaとかそういった音楽を聴いていたんだ。
何でかは判らないけれど、レコードジャケットが気に入ってたのかもしれない。交響曲5番はすごく好きだったんだ。母親がうんざりして俺にヘッドフォンをつけさせるようになるまで、何度も何度も聴いたよ。それ以降はあまりクラシック音楽には興味がなかったな。6歳の頃にはAbbaとかそういうタイプの音楽を聴いていた。で、メタルを聴くようになったんだ。10代の初めの頃はCarl Orffを少し聴いていたけど、そんなに夢中ではなかった。でもクラシック音楽の影響を受けた、70年代のプログレッシブバンドを聴き始めたら、のめり込むようになったんだ。特にワーグナーやシュトラウスとかをね。どんなクラシックの作曲家が、彼らに影響を与えたのかとても興味があって、 調べるようになったんだ。
1996年にTheliを作った後から、自分でクラシックCDを買うようになったよ。前には6枚ぐらいしか持っていなかったけど、今では150枚ぐらいあるな。自分でクラシック音楽を作曲するようになってから夢中になったんだ。なんだか不思議だな。
- 数年前に芸術映画のサウンドトラックを書いていましたが、これはTherion以外でのプロジェクトのようなものですか?
あれは仕事でやったんだ。きちんと報酬を得てね。でもとても面白い仕事だった。映画での創作に違いは、音楽をあまり面白く作りすぎてはいけないことだ。何故なら映画から注意を引いてしまうことになるからね。音楽は背景でなくてはいけないんだ。何か雰囲気のある良いもので、キャッチーなメロディでないものを作らなくてはいけない。キャッチーなものは映画のメインとなるものから、観客の注意を引いてしまうからね。
Therionのアルバムが次の製作費用を賄うのに十分な売り上げに満たなくなる日がくるまでは、Therionで使うことになるようなクラシック音楽を書いているよ。俺たちには非常に高い規定があるんだ。他のバンドが50,000枚売れたら凄いってことになるけれど、俺たちには50,000枚のセールスでは次のアルバムが作ることが出来ないことを意味するんだ。それに俺は妥協はしたくない。例えば、あるアルバムで大きなオーケストラやクワイアを起用したら、金銭的な問題で、小さなサイズのオーケストラに戻るっていうことはしたくないんだ。それは俺のインスピレーションを殺すことだからね。だから世間が俺たちがTherionでやっていることに対して、何の興味を持たなくなったら、俺はクラシック音楽のみを作曲するようになると思う。オペラとかそういうものをね。
- 新しい良質のバンドがスウェーデンから多く輩出されていますが、この事実についてはどう説明できますか?
スウェーデンが結構豊かな国だからじゃないかな。多くの若者が両親と暮らすことができるから、家賃や食費を払う必要がないんだ。ちょっと働いて得た賃金や、両親からの小遣いで、安い楽器を買ってバンドを始めることができるんだ。俺の場合もそうだけど、実家にいる間は生活費を払わなくて良かったから、得た収入で機材を購入することができ、音楽に集中することができたんだ。
他で言えば、スウェーデン社会の持つ公益性だな。俺たちがまだ、出始めの頃の80年代後半には、多くの「文化組合」があって、ショーのスポンサーになってくれたんだ。彼らがショーをセットアップしてくれて、観客の数が少なかろうが構わないんだ。州がPAとか他のもの全ての支払いをしてくれるからね。こういったものが、他の国と違う風にするんだと思うな。才能があるようなら、奨学金を受けることも可能だ。でもメタルのギタリストが、こうした奨学金を受けるのは難しいね。もし、うちのクリスティアンのように、違ったものも演奏するなら可能だろう。彼はなんでも弾くからね。彼はこのカテゴリーの音楽の中ではヨーロッパ一のギタリストだと思う。彼がTherionでやっていることは、彼ができることと比べたらなんでもないことなんだ。
- 他の国と比べて、スウェーデンではメタルが音楽として、または生活の中で受け入れられているのですか?
Hammerfall みたいに、売り上げが多くなくてはTVやラジオで流してもらえることはないな。彼らはスウェーデンで50,000枚売ったからね。これは驚くべきことだ。勿論彼らばビデオを撮影していれば、TVでマドンナの次に流されるだろう。でもスウェーデン社会がメタルに対して特に肯定的だとは言えないな。長髪でも、髪を束ねてさえいれば、銀行とかでも職にはつける。まぁ、外見に関しては寛容な社会と言えるだろうけれど、音楽に対してはそうでもないな。
- 将来の計画について教えてもらえますか?
新しいアルバムの試作の試作みたいなものはできている。ミニツアーが終了次第、きちんとした試作を始めるよ。レコーディング前に一度リハーサルをしなくてはいけないしね。通常だと、各自が家で覚えてから一緒に演るんだけど、今回は一緒にリハーサルすることにしたんだ。だから本当のバンドサウンドになるはずだ。
レコーディングは5月ぐらいまで続くだろう。6月にはミキシングをして、9月ぐらいに発売になると思う。この夏は、あまり多くのフェスティバルに出演はしないんだ。Wackenとスウェーデンの小規模なフェスティバルだけだ。でもアルバムがリリースされたら、またツアーを始めるよ。
予定では南米から始めて、メキシコ、初めてのアメリカ公演が5、6つ、カナダでも初公演をいくつか予定している。その後も休みなしで、ヨーロッパツアーを始めるんだ。日本にも行けたらいいと思っている。でも日本ではあまりセールスが良くないからね。どうなるか見ているところなんだ。
- 南米について話がでましたが、他のヨーロッパ以外の国での Therion の知名度はどうなのでしょう?
メキシコではとても人気があるんだ。2度、2000人の観客の前で演奏した。だから3度目の公演も行えるね。最後に南米で公演があったのは、95年だけれど、俺たちはそこでは有名だと思うな。海賊盤のお陰でCDの売り上げは良くないけれど、どのような形であれ相当な数の人々が、俺たちのアルバムを持っているはずだ。
アメリカでの知名度はそれほど良くはないな。でも典型的なヨーロッパのバンドで、アメリカでうまくいったやつはいないからね。アメリカは常にヨーロッパを追っているんだ。こっちで3年前に流行っていたものが、今アメリカで一番ホットなものだろう。だから今から数年後には、ゴシックメタルってことになるかもな。カナダについては良く知らないけれど、ヨーロッパとアメリカの中間みたいな感じだろう。カナダといえばVoivodと一緒にツアーをしたことがあるけれど、彼らの考え方は俺たちに似ていたね。とにかくアメリカ公演は楽しみだよ。あそこには熱心なファンがいるからね。でもアメリカはとても大きな国で、全てが分散していて、ツアーバスで周るという訳にはいかないから、主要な都市だけを飛行機で周ることになるだろう。個人的にアメリカという国をみることは、とても大きな経験になると思うな。今まではNYの空港しかみたことがないからね。
日本は少し変わっているんだ。ヨーロッパでは、自分達をプロモートする場所があるけれど、日本は全く逆なんだ。まずはアルバムを売る。それからファンの前で演奏するんだ。だから有名なバンドの前座でもやって、自分達を売り込むことができないんだ。不思議だね。だから最低でも10,000枚は売らないと。残念なことに、Deggialは前のアルバムより売り上げがなかったからね。何でかは判らないけれど、彼らはクラシック音楽とかが好きでないのかもしれないな。仕方がないね。
ヨーロッパでは、特にドイツではクラシック音楽が古くからの伝統だからね。でも前作ではオランダとベルギーの方が良かったんだ。ポーランドでは、驚くことにナショナルチャートで21位にまでなったからね。ロシアではVovinを2,000枚、これはこのジャンルの他のバンドと比べれば多い方なんだ。それにこの2,000枚は20,000枚の海賊盤として売られているんじゃないかって話だ。だからロシアで演奏することは凄い経験になるだろう。
- MP3やCDの自宅での複製は Therion に影響があると思いますか?
ドイツのレコード市場は40%下落したそうだ。でもこういものは、ポップスのAbsolute Musicみたいなコンピレーション盤とかの、どうでもいいものに影響を与えるじゃないかな。「この曲が収録されているAbsolute Musicが欲しい」とは思わないだろう。いずれにしろ、消費される音楽は、初めの一年は聴いても、その後はゴミ箱行きだろう。俺ならすぐに捨てるけどね。でも、こういう音楽が好きな人はコピーするだろうな。それにこれは新人バンドにとっても厳しいことだ。コレクションに加えるかどうかって時にね。例えば Iron Maiden でも Therion でも、アルバムを2、3枚持っていれば、それ以外のアルバムを焼いたやつで持ちたくはないだろう?好きなら買うだろう。でも新しいバンドになると、友達からコピーしてもらって、音が気にいっても、買いなおす気分にはならないだろう。だからインディーバンドを世間に認めさせるのが難しくなるんだ。Nuclear Blastを見れば判るだろう。彼らはHelloweenのような既に認められているバンドと契約して、新人とはそんなに沢山していない。
- 初めのアルバム3枚を再リリースしましたが、何故オリジナルのアートワークではないのですか?
オリジナルリリースという訳ではないから、他のアルバムと同様に何か違ったことがしたかったんだ。それにファーストアルバムのアートワークはどうしようもないだろう。これは取り除かないと。セカンドアルバムは、まあ、いいとしよう。サードは気に入っている。でも一枚取り替えるとなるとね。それにボックスセットでまとめてリリースするこのなったから、各アルバムが、お互いに属しているんだ。これらはブロンズ、シルバー、ゴールドと、違った色のシンボルを外観をしている。グッド、ベター、ベストみたいね。アートワークとフィルムも含め、著作権を昔のレコード会社から取り戻したけど、音楽をアクティブなものにするためにも、何か新しいことをしたかったんだ。昔のものは昔ものでいいと思う。昔のオリジナルを買った人は、何かスペシャル盤を持っているみたいに感じてくれればいい。 俺自身も中古屋へ行って、古いレコードやオリジナル盤を見つけると嬉しいからね。
- あなたはコレクターなのですか?
いくつかのバンドに対してはね。70年代のプログレッシブバンドとかのオリジナルの見開きジャケットに、写真があって、歌詞がついているのなんか好きだな。でも、特有の一枚に多額の金額を支払うようなコレクターではないよ。
- 今日のような、色んなタイプのバンドが一緒に行うジョイントツアーと、自分らが好きなバンドをチョイスするのとどちらが好きですか?
後者は面白いよ。特にそのバンドとツアーバスを共にするとね。でも今日は違うね。これらは小さなフェスティバルみたいなものなんだ。違ったバンドを見るのは面白いよ。でも、2、3ヶ月に渡るツアーの長旅になると、自分なんかでバンドが選べた方がいいね。でも知らないバンドと演るのは驚きでもあるんだ。前回のツアーでのFlowing Tearsのようにね。彼らの音楽はすごく好きだよ。それに本当にいい奴らなんだ。
次のツアーではマネージメントに全てを任せることになるから、違ったやり方になるだろう。公演の数を減らして、規模を大きくするんだ。ドイツでは通常10から12、時にはそれ以上の公演を行うけど、今回は大きな会場で規模の大きなステージで6公演だ。それにこの場合は、他のバンドとの競演して、別のオーディエンス層の注目を引くことも重要なことになるんだ。多くの国に行くことになるけれど、公演数自体は少なくなるよ。ヨーロッパ全部で25公演ぐらいだろう。VovinのときにMoonspellと一緒にツアーしたけれど、その時は48公演で色んな場所でプレイしたから、今回はそんなに多くないな。でも正反対なことをやるんだ。
- ツアーをすることに疲れを感じませんか?
いや、最近はそうでもないな。優秀なスタッフが色々とやってくれるからね。演奏することだけ気にしていればいいんだ。あとは飲みすぎないことだね。
- では最後の質問になりますが、Therionの異なるアルバムをどのように振り返ってみますか?
全てのアルバムに繋がりがある。各アルバムは、前作と繋がっていて、また次のアルバムへと確かな方向で続いているんだ。Theli から Deggial までを3部作という人もいる。何故ならクワイアを使い始めたからね。初めの3枚は俺たちが、ギター中心のバンドであった期間ということで、一種の繋がりがある。Lepaca Kliffoth はちょっと独立しているけれど、ギターと他のものとのバランスと いう点ではTheli に似ているかもしれない。Theli 以降はクラシックの部分が圧倒的になって、ギターがオーケストラの一部みたいになったとう明らかな変化がある。"Flesh Of God"のようなヘヴィメタルなトラック数曲を別とすればだ。"Via Nocturna"はギターがクラシックの構成に押し込められている。将来はこういった上手なバランスを持つこtになると思う。次のアルバムは皆を驚かすことになるだろうね。
- 期待しています。ありがとうございました。
こちらこそ。
